
聖女メルは双子皇子に愛される
作品概要
「メル、愛してる」
熱砂の国、ジェミタ帝国で神官として奉仕する聖女メル。 彼女は双子の皇子、兄シェシュと弟ダミルに幼いころから何故か懐かれてしまい、二人から過剰なまでの寵愛を受けていた。
時は経ち、ついに二人が即位式を終え正式に王として即位。初めての務めとして、近隣諸国への挨拶を兼ねたひと月ほどの遠征に出かけることになった。
出発を翌日に控えた夜。 二人の皇子は「メルが満足するまで可愛がってあげる」と甘い一夜を共に過ごす。 しかし、二人が遠征で不在の間に、自称許嫁を名乗るカミラの罠にはめられてしまうメル。その後盗賊に襲われ、さらに媚薬を飲まされるという絶体絶命の危機に!
果たして、褐色の双子皇子たちとメルの運命はどうなるのか?これは、終わらない夜の始まり──。